※最初に、この記事の内容を含む、鶏肉を生で食べることは保健所が控えるように強く訴えている行為なので食べないでください!!
この記事の内容はあくまでも、鳥刺しをどうしても食べたいが故に、個人の都合の良い憶測に基づき、リスクを考慮せず最悪食中毒になる覚悟で実行した過程をネタ的に書いたものであり、素人知識で自宅で鶏刺しを食べることが安全ということを述べているものではありません。
鳥の生肉に付着するカンピロバクターにより、ギランバレー症候群という、重篤な場合か回復まで数年、回復しても後遺症が残る病気になるリスクがあります。
ギラン・バレー症候群 – Wikipedia
鶏の生肉を食べるのは止めましょう!
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たまーに見かけませんか?
芸能人とかがテレビで「スーパーの生肉をそのまま食べてます!」とか言う人。
確か1回誰かがテレビでいってた。
まぁそれはいいとして。
レバーペーストを作るために、2chのレバースレをみてたわけです。
そしたらネタか何か、
「レバ刺しが飲食店で食べれない今、スーパーで買ったレバーを刺身で食ってる」
みたいな書き込みがあって、しかも結構大勢いるわけですよ。
俺もそれなりに「肉を生で食べてはいけません。特に豚と鶏。しかも内蔵を生とかもっての他!」という食育は受けてたので、ありえないと思ってた。
とはいえ馬刺しとか生肉が好きなので、食べられる理由を探るべく少しぐぐってみた。
どうやら鹿児島では鶏刺身の文化があるらしい
鶏の刺身を検索してるとやたら出てくるのが「鹿児島では普通に鶏の刺身が売ってる」という内容。
実際にぐぐってみた
確かに、刺身専門店とか出てくる。
とはいえ地鶏と書いてあるので、無菌的な飼育をされた鶏を食べているから大丈夫なのかな?と一瞬思った。
そしてぐぐってるとwikipediaのページがあり
そこには
「鹿児島や宮崎、大分の一部では郷土料理とされている事から」
という一節がある。
郷土料理として昔から鶏の刺身が食べられていた?
ということは、昔の人は鶏の刺身を食べてて、今になって急に食べなくなった?という疑問が浮かんだ。
疑問が浮かんだ、というよりか、そうでしょう。
では何故食べなくなったのか。
どう考えても、鮮度が同じという条件下では、昔の方が今よりも衛生的だとは考えづらい。
なので、衛生面によって食べなくなったわけではないだろう。
カンピロバクターとやらも昔からいて、昨今になってから騒がれているだけだろう。
じゃあ昔は今よりも大勢の人が鳥刺しを食べてお腹を壊してたのか?
それであれば郷土料理として残りづらくね?
世間は無知とクレーマーによって制限が加速している
ここで自分の中での仮説は
「正しい条件下であれば、今でも鶏刺は問題なく食べれる!」
「でもその条件がシビアかつ満たせるとこが少なくて危険だから丸々規制してしまおう!」
ということではないかと!
ならその「正しい条件とやらを揃えれば、今でも家庭で鶏の刺身は食べれる!」に行き着きました。
精肉店の愚痴を思い出す
近くに個人がやってる、そこそこ有名な精肉店がある。
そこで買い物をしてて鮮度について尋ねた時
「そらもう新鮮よ!前はたたき用に売ってもいたんだけどね、今は保健所がそういう名目で売るなと言ってきてね、以前と同じ鮮度なのに加熱用と書かなきゃいけなくなったんだよ。」
という発言を思い出した。
改めて話を聞きにいってみると
・うちは毎朝仕入れた、生の鶏しか扱ってない
とのことだったので、この店に賭けることにした。
刺身で鶏を食べれる条件(私感)
というわけで、自分の中で勝手に以下の条件をもって、鶏の刺身を食べれるものと定めた。
・冷凍をしてない、朝さばいた(朝引き)の鶏
・飲食店向けに以前はたたきとか生食用の肉を卸してたと自慢する精肉店の鶏
・午前中に食べる
この条件であれば、なんでも鶏なら刺身でいけると決めた(適当
スーパーの生ミンチ食って大丈夫なヤツもいるんだから、これだけ気を使ってダメならもうそれは運命(体質)と思うことにする。
表面を炙るべきかどうか
迷ってたところ、こんなPDFを見つけた。
[PDF]鶏刺し・鶏タタキ・レバ刺しの提供は危険です! – 福岡市
鶏の刺身が危険なのって、どうやらこの「カンピロバクター」とやらが原因らしいんですよ。
カンピロバクター症 – Wikipedia
でもこのPDFみると、表面炙っても変わらないと書いてある。
だから完全の生の刺身で行くことにしました。
ちなみにそのPDFに「新鮮でもダメ」と書いてあったけど、みないことにした。
昔の人も食ってたんだし、まぁなんかすごく新鮮ならいけるんじゃね?
なんか色々理由つけて考えたけど、結局これが自分の中での理屈だということに気がついた。
というわけで買いましたよ。
・ささみ 200g
・レバー 100g
・砂肝 100g
砂肝はなんか美味しいと書いてあったので試してみた。
もうあたるときはあたれって思って。
そして捌いたらこうなった。
左上がレバーの刺身。
左下が砂肝の刺身。
右上がささみの刺身。
タレ右がごま油+岩塩
タレ左が醤油+にんにく
感想は、もうそりゃ旨いしかでてこない。旨いわ。
こんな旨いものにあたるのかと思うくらい旨い。
個人的にはレバーと砂肝は、まぁ旨いけどそこまでかな。
ささみのねっとりとして甘いのが最高に美味しかった。
カンピロバクターの潜伏期間は1日~7日
食べてから4日経過、無問題。
残りは震えて待つわ。
安全な鶏刺しは通販で
とここまでは素人の危険な鶏刺し体験談でしたが、どうやら通販ではちゃんとした鶏刺し用の鶏肉・レバ刺し・ハツ刺しが売っているみたいです。
こっちは安心して食べられると思います。
鶏刺しほんと美味しいので、おすすめ!
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