ビストロのNE-R302がU41からのH98で死亡したので修理

※追記　修理してもらって約7年経過してますが、以降は故障せずに使えてます

パナソニックのビストロ、こいつがなかなかの便利で助かってます。

だけど、いつからかレンジの温まりが悪くなって、U41のエラーが頻繁にでるようになり、最後は全くレンジで温まらなくなって、H98というエラーで全く動かなくなった。

レンジを普通に使っていてU41エラーが出始めたら、レンジ機能の寿命が僅か

U41はレンジ機能に関するエラーで、大きく分けると使い方の誤り、もしくは故障となる。
（自動調理メニューでレンジ機能が使われる場合にもU41が表示される）

1.温める食品が少なすぎる（50g以下）
2.レンジの下の通気口が塞がれていることによる排熱不良
3.冷却ファンモータの回転不良 or インバータ基板の故障 or 制御基板の故障

今まで使えていて、ある日突然U41が表示されはじめたら、3の故障。
残念ながら、U41が出る場合は大体が故障のケースが多いみたい。

なので、もしパナソニックのレンジを購入して、早い時期にU41が表示されたら、その後なんとなく使えてたとしても、早めに初期不良として修理してもらった方が良さそう。

今回は購入して年数が経過してるので、普通に寿命だった。

レンジの買い替えを検討してる方は、U41エラーが表示されて、保証期間外だったら早めに売っちゃった方が良いです。
ビストロだったらそこそこの値段で売れるし、売る時にU41エラーが出てるかどうかはわからないと思うので･･･。

U41後はレンジで温まりにくくなり、ある日突然H98になる

U41がでても、その後普通に使えるんだけど、症状は徐々に悪化していく。
なんとなーくレンジでの温まりが悪くなり、ある日まったく温まらなくなり、その後H98というエラーが表示され、レンジが一切使えなくなる。

こうなると、パナソニックに修理してもらう以外に復活できません。

電子レンジは自分でパーツ交換や修理ができない

パーツが簡単に入手できない点と、作業で下手したら死ぬ点から、一般では修理できない。

NE-R302で使うパーツはNE-R3200のパーツと共通してる部分があって、マグネトロンとインバータ基盤は同じだった。それぞれ

マグネトロンの品番が　2M291-M32QVL
インバータ基盤の品番が　A606Y-1N40M

らしいんだけど、検索してもマグネトロンの方しかヒットしない。
マグネトロンはなんとなく海外から通販できそうだけど、インバータの基盤が多分無理。

温まらない原因はマグネトロンらしいんだけど、マグネトロンが死んでいる時はインバータ基盤もダメージを受けているとのことで、同時に交換した方が良いらしいとのことです。

後は電子レンジの内部には、コンセントを抜いても帯電が溜まってて、下手したらそれで死ぬこともあるから辞めたほうがいいと念を押された。

修理費の合計は約22,000円、作業は1時間ほど

修理は前述した「マグネトロン」と「インバータ基盤」の交換となる。

修理費用の内訳は

・出張費　2,500円
・作業費　7,000円
・マグネトロン　5,000円
・インバータ基盤　5,000円
＋消費税

で、約22,000円。結構高い。

当時の販売価格が大体100,000円ほどで、5年使って22,000円。
値段聞いた時、修理して使い続けるか迷った。

ちなみに、機種によっては無料でH98の修理をしてくれる機種もあるそうです。
参考: 価格.com – パナソニック 3つ星 ビストロ NE-A301 のクチコミ掲示板
「（自分の機種名） + H98 + 無料」で検索して何か記事がヒットすれば、恐らく無料で修理してもらえるかと思います。
残念ながら自分の機種は前例がなかったので、おとなしく支払いました。

そこまで機能の進化はしていなかったので修理して使うことに

スチームオーブンレンジとしての機能を考えると、細かい部分はやはり進化してるけど、基本性能は2015年の最新版のビストロでも大きく変化はしていなかったので、修理してそのまま使うことにしました。

22,000円なら、新品でグレードを下げて1段の単機能レンジを購入できる値段。
なんだけど、やっぱスチームと2段調理が便利なんだよね。
特に「蒸す」を簡単にレンジでやれるのは大きい。

修理パーツは改良されたパーツではない

マグネトロンとインバータ基板は最新版なのか尋ねたところ、基本的には修理前と同じパーツらしい。
NE-R302が2009年発売だから、その当時とパーツのグレードと中身は基本的には同じとのこと。

ただ、パーツの箱の情報をみてみると、品番の後に

2M291-M32QVL 20150702
A606Y-1N40M　20151001

と、それぞれ日付らしき記載があるので、製造自体は新しいっぽい。
なので、もしかしたら製造工程で使われる素材の質は新しいのかもしれない。
でも変わらないかな、多分。

修理したパーツの保証期間は3ヶ月

これ驚いたけど、取説だとマグネトロンは2年保証になってるけど、修理品は3ヶ月らしい。

作業してくれた方はこの道30年ほどと言ってたけど、初期不良なら3ヶ月以内に壊れるし、初期不良じゃなければ数年は持つから、気にしなくていいとのことでした。

鵜呑みに信用することに。

めっちゃ温まるのが早くなった

修理をしてもらって、いざレンジを使用。

今までの半分くらいの時間で温まるようになっててビビった。
そして温まりが早いと冷凍ご飯が美味しい！

修理してもらってよかった。