PS2(SCPH-35000)のピックアップを輸入して交換してみた

※素人の記事なので諸々自己責任でお願いします。

古いPS2でディスクを読み込まず、色々と調整して一時的に復活したが、結局ダメになった。
PS2(SCPH-35000)での簡単なピックアップ調整(レーザー出力)のやり方 | hycko.blog

約20年前のゲーム機だし、そもそもPS2のピックアップは壊れやすいとのこと。
中古のPS2の購入も検討したが、結局ピックアップの寿命を考えると、自分で交換した方が確実だなと思い交換。
素人作業でも交換できたので、備忘録的に残しておきます。

難易度的には、PS2の全分解は不要なので交換は簡単だけど、ショートランド解除のハンダ除去が人によっては難しいかもというか難しかった。

ピックアップ本体は、SCPH-35000のKHS-400Bです。

ピックアップ本体(KHS-400B)はアリエクで購入

以下を購入。送料合わせて約10ドル。
KHS-400B Optical Lens for Head for PS2 Game Console KHS 400B KHS-400B – AliExpress
まぁ壊れてるし、1500円で直ったらラッキーくらいの気持ちでした。

新品のピックアップからショートランド解除

はんだごて素人には、これが最難関だった。
国内の業者でピックアップを販売してた時代は、このショートランドを除去して発送してくれてたらしいが、現在海外からピックアップ本体を購入する場合はショートランド処理はほぼされているみたい。

ショートランドというのは、運搬中等で発生する静電気でパーツ本体が壊れないように、パーツの一部にハンダをつける処理のこと。(多分こんな感じ)

アップにするとわかりやすくて、既設のショートランドなしの方はキレイに線が通っていて、ショートランドありの方はガッツリとハンダがのっている。
で、このショートランド処理は、はんだごてを使ってハンダの除去をする必要がある。

ハンダ処理には自信がないが、やってみました。

使ったのは、アマゾンで昔に買ったセットの適当なやつ
除去は手動のはんだ吸い器?を使ったけど難しかったので、はんだ吸い取り線を使ったほうが楽で確実かと思う。
ハンダの上に線をのせて、上からはんだごてで熱するだけで、線がハンダを吸収してくれるみたいです。

やったのがこちら。

アップでみると・・・

ところどころ焦げてて酷い。
目が悪いから、ハンダ除去をしては写真を撮って拡大をして確認してを繰り返して、線がしっかりと露出するまで除去を繰り返した。

とりあえず、ショートランド解除のハンダ除去は、このくらい汚くても動きました。

後は意味あるかわからないけど、ピックアップが静電気に弱いと聞いたので、パンツ一丁で適当な鉄に触って静電気除去してから作業しました。

PS2の既設ピックアップの取り外し

前記事でも書いたけど、全分解しなくても簡単に
過去記事を参考にピックアップまでアクセス

以下の写真を参考にケーブルを引き抜けば、ピックアップを取り外せます。

精密ドライバーのマイナスでツメをずらせば、簡単にケーブルは外れる。
ケーブルの差し込む向き、口、深さを間違えないようにして、元通りに組めば交換完了です。


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