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カーナビのタブレットをNexus7の2012から2013に変えてみた感想

   

3年前と変わらず、今でもカーナビはタブレットのNexus7を使っている。
タブレット(nexus7・2012)をカーナビとして使ってみた感想 | hycko.blog

タブレットではカーナビと音楽再生を管理していて、Youtubeとかブラウジングはしていない。
この使い方であれば、Nexus7の2012でも不自由なく今でも使える。

とはいえ不満も多少はあった。
例えばネット通信のテザリング開始までの時間が微妙にかかるとか、アプリが微妙に重いとか。

そんなことが頭の片隅にぼやーっとあった状態で、偶然なことに2013LTEモデルの半ジャンクを格安で発見してしまったため、誘惑に負けて購入してしまいました。

そもそも何故Nexus7にこだわるのか

本当は、Nexus7の後継機としてよく挙げられている、これを買おうと思ってた。
価格.com – Huawei MediaPad T2 7.0 Pro LTEモデル SIMフリー 価格比較
GPSやセンサーもある程度備わっててLTE使えてCPU処理速度もNexus7の2013と同レベル。
これ買おうとしてたんだけどね。

それでも改めてNexus7を選んだ理由としては、2012の時点でROOT化を含めた色々なセッティングが満足できるレベルで実現できてしまったため。
また、各種センサーが充実していてカーナビとして最適だと思っているため。

ROOT化を含めて、OSとは別の部分のハードの設定がMediapadでも再現できるか不明だったから、結局Nexus7にまた移ってしまった。
具体的にはここら。
nexus7で充電開始時に自動で電源オンにする設定(root不要) | hycko.blog
これがMediapadで再現できるか不明だった。

ちなみに2013でもNexus Tool Kitで簡単にROOT化して4.4.4のkitkatにダウングレードができました。
Android6がインストールされていたから無理かな?と思ったけど無事にダウングレードができてよかった。

良くなった点:各処理が約2倍早くなった

販売が1年しか違わないから、まぁそんなに差がないだろうと思ってました。
が、改めて確認してみると、結構な差があった。
Nexus7(2012)とNexus7(2013)とASUS ZenPad 8.0 Z380CのAntutuベンチマークテスト – うみぞうブログ

簡単にまとめると
・CPUの処理能力が約2倍
・RAMも2倍

感覚的にも、2倍の数値は快適さとしてそのまま反映されていた。

Android4.4.4kitkatで比べると、電源オフ状態から操作受付までの時間も約半分となって、アプリの立ち上がりも倍くらい早くなった
これはかなり快適になりました。

2012だと、たまーになんかヤフーカーナビの起動にめっちゃ時間がかかったり、立ち上がった後もメモリの少なさによるバッファ処理でカクカクになったりしてた。
2013ではこれがほぼなくなった。

悪くなった点:2013の方が故障が多い

まぁ自分の場合は元々ジャンク扱いのものを承知で買ったので仕方ないんだけど。

調べてみると、2012よりも2013の方が圧倒的に故障が多いみたい。

Nexus7 2013モデルの代表的なトラブルとしては

1. アース不良によりタッチパネルの反応が悪くなる
2. 上とは別にタッチパネルの一部部分が全く効かなくなる
3. MicroUSBの端子が接触不良になり有線による充電速度が極端に遅くなる

といったもので、自分が買ったモデルはこの全ての症状がでていた。
まぁ1は裏蓋を取って紙を挟む、3はQiで充電をするなど対応策はあるものの、やっぱりトラブルは対応がめんどくさい。

2はタッチパネルをまるごと交換する必要があるっぽいけど、タッチパネル自体が高いし難易度も高そうなので、あまり現実的ではない。
ちなみに今回の個体では、この全く効かなくなる部分として、右下のアプリ一覧の部分が効かないという致命的な症状だったので、上下を逆さに画面固定をして使うという形で回避して使ってます。

なので、2013をこれから中古で買って使おうとする方は、これらのトラブルは承知で購入してください。
かなり多いみたいです、このトラブル。

残念だった点:モバイル通信の立ち上がりが遅い

2012はWIFIモデルだったので、普段はスマホからBluetoothでテザリングにて通信をしていたんだけど、これの立ち上がりが微妙に遅かった。

だから今回はLTEモデルにして通信専用のSIMを差し込んで使うことにしました。

が、なんと起動から通信開始までの速度がテザリングよりも遅い!

まぁ安定性という意味では、一度モバイル通信が接続されれば、テザリングみたいにたまに通信が途切れることもなくなるからよくなった。

まとめ:程度の良い個体なら2013が良いが2012でもよかった

確かに快適にはなったけど、まぁ無理に2013にしなくてもよかったかな?というのが感想。
特に2013の故障個体は絶対に掴まない方がいいです、解決できるまでのストレスがすごい。

ちなみに今は2012の中古は正常品が4000円くらいであるんですなぁ、めちゃ安い。
もう6年も経過してるけど、多少の処理速度の遅さはあるものの、2012でもAndroid4.4.4でならカーナビ運用全然できますよ。

 - Nexus7

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