旧シエンタ(NCP81)のファンベルト交換で知りたかったこと

去年の冬くらいから、寒い時にファンベルトがエンジン始動時にボンネットからキュルキュルと鳴くようになった。
さらに張れば音はなくなったかもだけど、ひび割れもある様だったので交換することに。

難易度的には、作業は簡単なんだけど、ハンマーで叩きながらオルタネーターを移動させるという度胸がいるという点では、少し高かった。

動画とかもあったんだけど、自分でやってみて知りたかった点を簡潔に書いてみる。
他である程度の交換方法を調べてみてから、補足的に読んでみてください。
また、素人作業なので間違っている可能性もあるため、自己責任で。
特にオルタネーター周りに衝撃を与えるため、下手すると壊れます。

市販で適合するファンベルト

ファンベルトは以下でOK。
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ボルトを緩めるのは上の1箇所のみでOK

動画で上と下の両方を緩めるとあったが、上のみでOK。
というか下は回せないように鬼トルクで締め付けてあるので無理だった。

また、再度ファンベルトを張り直す際の目安となる様に、現在のボルトの位置がわかるようにマジックでマーキングしておく。

緩めるためにオルタネーターを奥にズラす時は、上のボルトが止めてある盛り上がりの部分に木をあてて、ハンマーで叩く

ファンベルトを緩めるためにオルタネーターをずらすんだけど、これは素手で押すのは無理だった。
なので、上のボルトが止めてある盛り上がっている部分に角材をあて、それをハンマーで奥に向かって叩く形でずらした。

ファンベルトをつける際に苦労するので、オルタネーターを動かす範囲は、なるべく適度に最低限が良い。
かといって最低限すぎても、つける際にベルトが張りすぎて難しくなるので、あくまでも適度に。
ファンベルトは、手前で縦に3つ並んでいるプーリーの、真ん中の溝がないプーリーからずらして外した。

ファンベルトを張るためにオルタネーターを手前にズラす際には、奥側で影響なさそうな箇所を使って、テコの力で戻す

オルタネーターの奥に鉄の棒、レンチハンドルなどを使って、テコの原理で手前に押し戻す。
これは特にハンマーなどは不要で、グイっと力をいれれば動いた。

ファンベルトを張りすぎてもプーリーが壊れるので、前述の「10kgくらいの力で押して1cmくらいたわむ」を目安に張りを作る。

また、オルタネーターをずらす際にとにかく注意なのが、力を与えてはいけない箇所を軸にインパクトを与えないこと。
テコをする時も、力を加えても問題なさそうな、頑丈そうな箇所を使う。
特に電装ケーブルが近くにあるので、コネクタなどには絶対にテコをしないようにする。

やっぱりファンベルトは伸びたので3回ほど張り直しをした

ファンベルトのテンションの目安は、10kgで押した時に1cmほど押せるくらいらしい。
最初にそのくらいで張りのセッティングをしたところ、当日は鳴らなかったものの、2日後に音が鳴った。
その後も「張り調整→2日後に鳴る」を合計3回ほど繰り返して、最終的にはマーキングした位置付近まで伸びて、そこから音は鳴らなくなった。

プロはこの伸びも計算して強めに張るらしいんだけど、素人なので少しずつ調整して、鳴らなくなる位置まで持っていければOKかと思ってます。


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