最近は個人間の取引はメルカリとかラクマの様なフリマ系を使っていた。
このフリマ系は、基本的には受取連絡をするまでは、支払った金額は事務所側にプールされ、取引に問題があれば支払った購入者側に返金することができるという、購入者側を守るシステムとなっている。
あくまでも、成立した取引に対して手数料を徴収するという健全なシステム。
しかしこの度久々にヤフオクを使ってみたところ、ヤフオクでは出品者側が発送連絡をした後は、商品が未着のケース以外では事務所側が一切のフォローをしないというクソ仕様だった。
これは文字通りで、例えば商品説明と異なるものが届いた際でも、ヤフオク側はプールした支払い金額を落札者側に返金しないというクソシステム。
荷物が届かない時もしくは明らかな詐欺のみ、返金をシステム側で手伝うというもの。
ヤフオク!ヘルプ – 届いた商品が異なる・不良品など(受け取り連絡をしたくない・返金してほしい)
そのため、発送連絡がされた後は、商品が届かない以外はシステム手数料を差し引かれた金額が購入者側が受取連絡をしなくても最大で14日後には強制的に出品者側に振り込まれる形となる。
で、商品説明と異なるものが届いた際には当事者同士で返金方法などを相談して行うんだけど、出品者側が返金できるのはシステム手数料を差し引かれた額しか応じないため、結局は落札者側が損をみる形となる。
メルカリでは「購入者」が「受取連絡をしない」限りは出品者にお金は支払われない。
ヤフオクでは「出品者」が「発送連絡をした」時点で出品者にお金が支払われる。その後の受取連絡は拒否しても14日後には強制的に落札者に支払われる。
これ本当にクソすぎるシステムなんだけど、皆なぜ使ってるんだこれ。
未着はわかりやすい判断基準だけど、明らかな詐欺とか主観すぎて判断できんだろこんなもん。
今回は商品説明と異なるというか説明不足なものが届いて返品となったんだけど、どちらに非があるとも言えない状態だった。
出品者側も把握が難しい状態で通知義務を押し付けるのは酷な箇所だったし、購入者側も前もって確認するのは難しい箇所。
だからお互いに返品に合意して全額返金で取引自体をキャンセルしたいのに、ヤフオクはシステム手数料を絶対に取りたいがために、こういう利用者に負担を強いるシステムとなっている。
本来であればメルカリ等みたいに、取引が成立した場合の手数料として支払われるべきなのに本当に納得できない話。
もう一度まとめると
メルカリ:購入者が支払いをした後でも、到着した商品に納得がいかず双方が合意すれば、取引がキャンセルとみなされメルカリからシステム手数料込の全額が購入者に返金される。
実質、購入者の支払いがシステムにプールされるのは、購入者が受取連絡をする最後まで。
イコール、メルカリでは取引が成立した場合にシステム手数料を徴収するという形で、取引に最後まで責任を持つ。
ヤフオク:購入者が支払いをした後は、出品者が発送連絡をした時点でシステム手数料を差し引いた金額が出品者にお金が支払われる。商品到着後に問題があった場合でも、ヤフオクから購入者側には原則として全額返金はされない。
実質、購入者の支払いがシステムにプールされるのは、出品者が発送連絡をするまでの短期間、というか出品者がプールのタイミングを決めれるという時点で、プールの意味がないため実質プールはされていないのと同じ。
イコール、ヤフオクでは取引の内容は関係なく支払いがされたら即システム手数料を徴収する形で、取引の内容に責任は一切もたない。
という、ヤフオクのシステムが時代遅れでクソだという愚痴でした。
もうこんな欠陥システム使わんわ。
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