家での無線LANWi-Fi接続時のみ、たまにGoogleの検索結果のページが404で表示されない時があった。
一時的にWi-Fiをオフにしてモバイル回線にすると表示されるので、問題は家のルーター(Aterm WR9500N)っぽい。
原因としては、ルーターのDNSサーバがダメっぽい?
(PCでは特にこの不具合がないので、スマホとルーターとの何かっぽい)
なので、Wi-Fi接続時のDNSをGoogleの無料パブリックDNSサービス「Google Public DNS」を使ってみたら、それ以降は問題なくなった。
アドレスは
8.8.8.8
と
8.8.4.4
■iPhoneでの設定方法
iPhone/iPad – WiFiネットワーク – DNSサーバの手動設定・変更する方法 – PC設定のカルマ
■Androidでの設定方法
Android端末のWiFi接続にGoogle Public DNSを設定する: 小粋空間
というわけで、何故か時々Googleの検索結果が表示されない時は、この設定をしてみてください。
ここからは少しだけ専門的な話。
外部のDNSサーバが安全なのか?という問題だけど、個人的にはGoogleなら大丈夫かな?と判断してる。
家庭用ルータがハッキングされてDNS書き換えられる可能性よりは、Googleのセキュリティの方が高いんじゃないかなぁと。
DNSの役割は、ウェブサイトのアドレス(URL)とサーバーのアドレス(IP)の紐付け。
例えばyahoo.co.jpのURLにアクセスすると、インターネットに接続されているサーバーコンピュータのIPアドレス(182.22.59.229 2018/5/22現在)に自動的に接続するということ。
このIPアドレスは定期的に変更される可能性があるけど、yahoo.co.jpに接続すれば、このサーバーコンピュータにいつでもアクセスができるという紐付けです。
例えば
http://www.yahoo.co.jp/
http://182.22.59.229/
どちらもYahooに接続ができる。(2018/5/22現在)
なのでフィッシング詐欺の対策で「URLをしっかりと確認するように!」とされてるけど、これはそもそもDNSが正常なものを使っているのが前提ということになる。
もしDNSがハッキングされると、yahoo.co.jpに接続してもフィッシング詐欺に使われているコンピュータのIPに接続する紐付けに書き換えることができ、その不正なコンピュータに個人情報を送ってしまうことになる。
というわけで、DNSのセキュリティは結構重要なんですね。
もっと重要視されるべき項目だと思う。
コメントを残す