タオバオの「阿里旺旺」をアンインストールしてもシステムに残るのを完全に削除

先に言うと、こういうところがホント中国はクソだなって思う。

タオバオではセラーとのやり取りのために、windowsの場合は阿里旺旺(アーリーワンワン)というメッセンジャーアプリをインストールする必要がある。
で、最近はもうタオバオを使うこともなくなったので削除したものの、タスクマネージャにコイツラの残骸が残りまくってて、メモリとかを勝手に使ってる。
というかwindowsのサービスとしてなんかずっと動き続けてる。
これもう一種のマルウェアじゃん?

とりあえず自分のwindows10環境では以下のプログラムとサービスが残って動き続けてた。

サービス: TBSecSvc

サービス名: TBSecSvc
実行ファイル: C:\Program Files (x86)\TaobaoProtect\TBSecSvc.exe
説明: 阿里巴巴反钓鱼安全服务

どうやらタオバオのアンチフィッシングサービスらしいが、こいつ自体がPCの所有者に隠れて潜み続けるという怪しいヤツになってしまってる。

サービス: wwbizsrv

サービス名: wwbizsrv
実行ファイル: C:\Program Files (x86)\Alibaba\wwbizsrv\wwbizsrv.exe
説明: Basic services for Aliwangwang client. Once the service is stopped, it may affect your use Aliwangwang.

アーリーワンワンの起動に使うサービスらしいが残り続ける意味ある?

実行ファイル: TaobaoProtect.exe

TaobaoProtect.exe
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\TaobaoProtect
説明: 阿里巴巴反钓鱼安全服务

これもアンチフィッシング的なセキュリティサービスらしいが逆に怪しい。

コイツラを完全に削除する

どうせまたアーリーワンワンをインストールする時に勝手に入れられると思うので、使っていない今は気持ち悪いので削除。

サービス登録の削除

タスクマネージャ → サービスタブから以下の2つを停止。

tbsecsvc
wwbizsrv

次にコマンドプロンプトを「管理者で実行」後、以下の2つを実行してサービスを削除。

sc delete tbsecsvc
sc delete wwbizsrv

実行ファイルの削除

以下をディレクトリごと削除

C:\Program Files (x86)\Alibaba
C:\Program Files (x86)\TaobaoProtect
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\TaobaoProtect

中国の悪いところ剥き出し

100歩譲って、アプリを削除しても関連ファイルを残すならまだわかる。

でもアプリを残すだけじゃなくて、サービスとして裏でずっと起動し続けてメモリを消費させたりするのは、これもう一種のマルウェアと変わらない。

中国のトップ企業がこれやるんだもんな、やっぱ価値観の違いって溝が深いわ。


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