ノンフライヤーの感想(グリーンハウスGH-KFRA)

※後述しますが、ノンフライヤーの購入を検討してこの記事を読んでいる方は、調理の仕組みが同じ「コンベクションオーブン」も検討してみてください

少し前に「油を使わなくても揚げ物ができる」と話題になった「ノンオイルフライヤー」。

当時は30,000円とかして高いなーって感じでしたが、今ではジェネリック家電的な安いものだと5,000円前後で売ってます。
ネットでも1万切ってるノンフライヤーも増えてきましたね。
ノンオイルフライヤー商品一覧 – Amazon.co.jp

ノンオイルフライヤーといえばフィリップスの製品が有名ではありますが、ネームバリューもありこちらは今でもチト高め。
ドンキの家電コーナーをブラついていたら、グリーンハウスのGH-KFRAという機種が7,000円ほどで売っていた。

gh-kfra_pac

ノンフライヤーの仕組み自体は単純なので、まぁそんなに違いは無いだろうと思って衝動買いしてみました。
ので、使用感などレビュー。

ノンフライヤーの仕組みとオーブンやトースターとの違い

ノンフライヤーの仕組みは「200度など設定温度の熱風を機内で循環させることにより熱を通す」というものです。

温める、熱で調理するという役割的な部分では、オーブンなどとは同じですが、この「熱風を循環させて調理をする」という方法により、仕上がりに違いがあります。

とにかく風をあてて食材を熱するため、通常のオーブンなどよりも、食材を乾燥させます。
そのため、食材がカラッカラのカリッカリに乾燥されるため、それがオーブンなどでの調理よりも、揚げた食感と似てるというわけ。

なのでカリっとさせると美味しいものにオススメ

よく口コミにもあがってますが、揚げ調理済みの冷凍食品をこれで調理するととても美味しいです。

個人的に美味しかったのは

・冷凍ハッシュドポテト
・冷凍たい焼き
・冷凍大判焼き
・冷凍のポテト、唐揚げ、チキンナゲットなど揚げ物全般
・冷凍たこ焼き

ここらでしょうか。
カリッカリになるので、かなり美味しいです。

1から自分で揚げ物を作る際は、液体系のコーティングだと、揚げた後にくっついたりするので注意してください。
揚げた後にくっつくものを作る際は、クッキングペーパーを敷くといいかもしれません。
からあげを作る時は粉系のコーティングを使うと上手く作れるかと思います。

確かに油は落ちる

ノンフライヤーは「油を使わずに揚げる」という点と「熱風で油を落とす」という点から、ヘルシー目的な調理器具として注目されました。

海外では同じ商品が「エアフライヤー」で売り出しているのに対して、健康志向が強い日本では「ノンオイルフライヤー」として売りだしたことからも、日本ではそれをウリにして展開していることがよくわかります。

でもダイエット目的には不向きかも

確かにノンオイルで1から手作りして作るとヘルシーではあるけど、そもそも論として、ダイエットを考えるのであれば、そういうの食べない様に考えたほうが良いです。

「特に強いダイエットの必要が無い家庭で、少しでもヘルシーな料理を作る」という目的ならいいけど、ダイエットが必要な方で「これを使うことでヘルシーな調理ができてダイエットになる」という考えは辞めた方が良いと思います。

自分への戒めを含めていいますが、どんな内容であれ、ダイエット中は食べることへの許しを自分に与えないほうが良いかと・・・。

でも主婦の方だったら、こっそりと取り入れて食卓を少しでもヘルシーにしていけると、できる奥さんにみえますね!

少量しか調理できず、時間が少しかかる

ノンフライヤーでよく挙げられる欠点。

バスケット自体はそこそこ大きくても、それいっぱいに食材を入れると仕上がりにムラができてしまいます。
なので基本的には食材が重ならないようにセットして調理するのですが、そうなると使える面積はかなり狭いです。

一度の調理は2人前強。大家族には向かないと思います。

手軽だけど後片付けは必要

食材をセットするバスケットと、そのバスケットの下に油を受けるためにセットする敷皿を洗う必要がある。
バスケットの下にキッチンペーパーやアルミホイルを敷くと、多少は楽になるみたいです。

周辺が熱くなり、調理によってはニオイが強い

周辺はかなり熱くなります。
GH-KFRAの取説では15cmくらい周囲を空けるように記載がありますね。

また、背面から常に排気があるので、調理内容によってはニオイが結構します。

ここら考えて配置をした方が良さげです。

電気代は20分で約11円

GH-KFRAは1400Wなので、そのくらいの値段です。

グリーンハウスのGH-KFRAのレビュー

冒頭でも書いたけど、ノンフライヤーは色々と販売されてますが、性能的なものはどれも大差は無いかと思います。

その中でもGH-KFRAの特徴は

・バスケットが少し大きめ
・重量が軽く、本体のサイズも小さめ
・付属品が多い(ピザ用皿、ケーキ用皿)
・内部の掃除がしにくいらしい?

でもまぁ正直、そこで安く売ってたのでGH-KFRAを選んだって理由が一番大きいかな・・・。

ノンオイルフライヤー|GH-KFRAシリーズ|GREEN HOUSE グリーンハウス

ノンフライヤーとしての働きは問題なくできていると思います。
焦げ目もつくし、美味しくできあがるものはとても美味しいです。

コンベクションオーブン(ノンフライオーブン)との違い

ノンフライヤーを買ってから知ったのですが、コンベクションオーブンという、ノンフライヤーとほぼ同じ働きをするオーブンがあります。

価格.comマガジン 1万円で買える「シロカ コンベクションオーブン」の実力は?

ノンフライヤーと比べて、コンベクションオーブンでは

・250度など高温まで使える(ノンフライヤーは200度までが多い)
・タイマーの時間が長い(ノンフライヤーは30分までが多い)
・範囲が広い(食パン4枚分の広さ、大きいサイズのピザ1枚)
・ヒーターの使い分けで、調理方法を選べる(ヒーター上だけ、ファンをオフなど)
・ただし基本、風力が弱め
などなど

オーブントースターと併用できるので、ノンフライヤーの置き場の確保が要らないのもポイントです。
トーストを多用する方はコチラのほうが良いかもしれませんね。

低価格帯のコンベクションオーブンとしては
siroca crossline ノンフライオーブン SCO-313WH
アイリスオーヤマ コンベクションオーブン ホワイト PFC-D15A-W
ここらが比較的評価が良いそうです。

少し価格が高めですが、さらに熱風の強度が強い(30倍)タイプのコンベクションオーブンもあります。
アイリスオーヤマ リクック熱風オーブン ホワイト FVX-M3A-W
この風の強さなら、ノンフライヤーと遜色ない仕上がりができそうですね。

強風が使える分、カラっとさせるのはノンフライヤーの方が得意という意見もありましたが、コンベクションオーブンも同じ内容をウリにしている商品が多いため、恐らくそこまで劇的な違いは無いかと思います。

ちなみに多機能電子レンジにもノンフライ機能がついているものがありますが、やはり出来上がりがノンフライヤーやコンベクションオーブンと比べると、少し甘いようです。

ノンフライヤーは「アリ」だと思いました

手軽にカラッと調理できる器具は、今のところはノンフライヤーとコンベクションオーブンくらいでしょう。
なので置き場所に問題ないなら、買ってみるのはアリだと思います。

冷凍食品が2レベルくらい美味しく仕上がるようになるのは、個人的に大きかったです。
また、揚げる必要があった冷凍食品を油を使わずにワンタッチで調理できるようになるのもよかった。

この2点に魅力を感じるのであれば、是非一度購入をおすすめします!


投稿日

カテゴリー:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)