何も知らずに上海ロックダウン直前にタオバオで官方空运を使って買い物をしてみた結果

バイクパーツが欲しくなったので、タオバオでポチポチと。
今回は禁輸品にひっかかりそうな商品はなかったので、タオバオの公式転送サービスを使ってみることにした。
4PXかと思ったら官方空运というサービスに切り替わっていたけど、タオバオから手続きのインターフェースは特に変わってなかったので、気にせず使うことに。

タオバオで一番の難所が、セラーからの中国語チャットでのコンタクト。
百度翻訳Deeplを駆使してどうにか対応できるけど、やはり完全ではないので、たまにわからないことがある。
(ちなみに翻訳は中国語→英語の方がわかりやすいことがある)

基本的にはチャットもなく完了してたはずなので、何事もありませんようにと願いながらポチり完了。
今回は9件の注文に。
ちなみにiPhoneから注文をさせるのが一番楽だった。

そんな願いも虚しく、注文後、早速チャットが来た。

セラーA:コロナの影響で配送できません。

あれ、中国から日本への荷物が止まってるのかな?と思ってツイッターで他の近況を調べてみると、特に問題なく日本まで到着している。

俺:今調べてみたけど、昨日の時点で日本まで普通に荷物届いているみたいよ?

セラーA:海外のお客さん?配送会社から無理って聞いたんだけど、調べて届いてるなら大丈夫そうだよね。送ってみます。

と、神対応。
ただ、なんとなく言い回しがこの時点で気になってたのも確か。
でも翻訳ソフトの問題かな?と気にせずに、送ってもらえてラッキーと思って終了。

次の日には続々と発送しましたの通知が届き、早いものだと翌々日には官方空运のコンテナまで到着してた。
同じく翌々日くらいに、別のセラーから連絡が。

セラーB:コロナの影響で配送できません。

俺:昨日別のセラーから同じこと言われたけど、送ってもらえたよ。調べたけど大丈夫そうだったよ。

セラーB:うーん、でも配送会社が無理って言ってるからね・・・。

俺:そこをどうにか送ってくださいよ。

セラーB:うーん、解除されるまで待ってもらうしか・・・。

こんな感じのやり取りになった。
どうしようかなーと思いながら次の日になり、別の商品もコンテナに届いて、合計4件がここまでで到着していた。

そんな中、ふと思いついて以下の交渉をしてみた。

俺:じゃあ、他のセラーから購入したのが無事に倉庫まで届いたら送ってもらえますか?

セラーB:保証はできないけど、とりあえず連絡をください。

とのことで、残り4件を待つことに。

しかし、そこから数日待っても到着の連絡が来ない。
流石に何か違和感を覚えて、未到着の注文のロジスティックを確認してみると、上海にある倉庫から引き換えしてるけど返品にはなってないみたいな、なんだか変な動きをしている。
他の注文も、途中で止まっている。

色々なワードでツイッター検索をしている中で、初めて「上海がロックダウン」というワードを見ることになった。
で、調べてみると案の定、官方空运のコンテナの住所が上海だったというね。
ここでようやく、連絡してきたセラーが言ってたことは、日本への配送ではなく中国国内の配送の問題というのを理解したわけですね。
勘違いしてゴリ押しで送ってもらおうとして申し訳なかったなーという。

でもですね、ロックダウンが28日から始まってるらしいのですが、注文を29日にして、上海外の県から31日に上海に到着して荷物がコンテナに受理されてるんですよ。
要するに、ロックダウン開始の後に荷物が上海に入って受理されてる。
理由はわからないけど、4件はロックダウン後に配送完了されて、4件は上海に入れなかったという状態。
ちなみに未到着の4件は返送されずに、それぞれの配送会社がどこかで保管されているみたいです。

コンテナに入った荷物は無料で20日間まで預かってくれるというルールがあるので、その期限ギリギリの4月19日辺りまで待ってみたけど、他の荷物は上海に届かなかった。
無料期間を過ぎると有料で延長できるんだけど、ロックダウン解除がいつになるか不明なのでとりあえず配送してもらうことに。
というか上海ロックダウンしてるのに日本まで配送できるのかなという疑問が。

という心配もつかの間、手配から4日後に日本どころか、うちまで到着するというね・・・過去最速。
まぁあくまでも中国国内でのロックダウンだから、外国へは普通に配送できたのかなと(多分)。

そんな体験談でした。


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