MX4Dでシンゴジラの感想

ゴジラシリーズを見たことなかったのですが、MX4Dに興味があったため、上映中のシンゴジラを映画館でみてきました。

ネタバレは無しで、シンゴジラとMX4Dの感想とかを書いてみます。

映画『シン・ゴジラ』公式サイト

このシンゴジラというシリーズは、ゴジラの続編ではなく、元祖ゴジラ1のリメイク版ということで、ゴジラを何も知らない自分にとっては調度良かったです。

逆に原作を知っている彼女の感想としても、このリメイクはなかなかよかったようで、「元祖ゴジラを知っている人にこそ見て欲しい」とのことでした。

このリメイクの特徴は、庵野秀明というエヴァンゲリオンで有名な監督が指揮しているという点。

MX4Dの感想

個人的には、シンゴジラの内容よりもMX4Dに興味があったというのが本音。

MX4Dというのは「体感映画システム」の1つで、文字通り映画の内容にあわせて座席とかがアクションをして、シーンをまるで体感しているかの様にしてくれるアトラクション的なシステム。
体感映画システムには4DXとMX4Dという二種類があるんだけど、それぞれアクション数が9個と11個という違いがある。
今回は体感映画システムが初だったので、少しでもアクションが多いほうがいいかな～と思ってMX4Dにしました。

MX4Dには上記画像の通り11個のアクションがあって、そこらを組み合わせて、映画をアトラクションの様に仕上げてくれる。

で、感想はというと、これはアリだなと思いました。
映画館での鑑賞に付加価値を与えてくれる、画期的な内容ですね。

通常、映画は目と耳だけを使って消化するところを、揺れや風、水しぶきなどを使って体感としても楽しませるという試みは、なかなか楽しかったです。

揺れは思ったより強かった。
食事の直後とか、体調悪い人にはきついかな？というレベルの強さ。

風と水しぶきも結構ガッツリと来る。
デートでMX4Dの映画を見る時は、念のため彼女に化粧的な意味で確認はした方が良いと思います。

逆に「ん？」と思ったのが、座席の後ろと下から突くようなアクション。
恐らく、突く棒が細すぎて、なんか指でツンツンとつつかれている感じだった。
満員電車のシーンでこのアクションが使われてたんだけど、満員電車で指をツンツンされまくって笑った。

足元でなんか紐っぽいのが風でパタパタなるのも、最初は残ってたゴミが風で揺れてるのかな？と思った。

アクションに「匂いが香る」というのもあって、石原さとみが出るシーンで良い匂いがするという噂をネットでみたけど、MX4D版では特に匂いはせず。
ゴジラが街を破壊するシーンで、なんかゴボウみたいな臭い匂いはしたｗ

後は、やっぱり中盤以降はアトラクションの動きにも慣れてしまうかな～、仕方ないけどね。

他には、ららぽーと富士見で見たんだけど、空調がめっちゃ暑くて、座席から風が出ると涼しくてラッキーって途中から思いながら見てた。
ヘリコプターのシーンで風が吹くことが多かったから、ヘリコプターが映る度に期待してたわｗ

というわけで、全体的にはMX4Dはアトラクションとして楽しかったです。

通常料金に+1000円で見れるんだけど、これなら全然安いかなって思いました。
おすすめです。

次は4DXも体感してみたいなと思います。あまり違いはないっぽいけど。

シンゴジラの感想

ゴジラシリーズ、勝手な印象だと、派手なアクションが多いのかなって思ってました。
戦闘というか、そういうシーンが多いのかなという勝手な印象。

でもそういうシーンは全体の2割程度で、ほとんどが政府の会話だったのがビックリ。

メインは

「未確認生物が登場したら政府はどう対応するか、そして日本はこうなる。そしてゴジラは人間の歴史の結果だよ。」

みたいな内容で、ゴジラというキャラクターの行動はそこまでクローズアップされなかったのが意外だった。

「もしも未確認生物が現れたらこうなる！」という内容としては、そこそこ面白かったです。
これをみて、続編とかでは何を主題としてストーリーを組み立てているのかとか、そういうのが気になりました。

俳優陣も頑張ってて、映画を流暢に話すところとか苦労しただろうなぁと思います。
上手下手はわからないけど、スムーズに話しているかのように見えた。
ただ、長谷川博己の「あれが、シンゴジラか。」ってセリフだけは何故か棒読みに聞こえたｗ

ゴジラのアクションも今風にかっこよかったと思います。

ゴジラシリーズを見たことがない方にも、きっかけの一本としてはオススメできる作品だと思います。

是非、映画館の体感映画システムでお楽しみください。