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普通1種免許の失効者は教習所とか一発試験など、どれを選ぶべきか

      2015/03/09

これの判断は、免許取得に「お金」と「時間」をどれだけ使えるか、そして「以前に免許を取得した際の法規運転にどれだけ自信があるか」によると感じました。

ちなみに初めて免許を取る方は、素直に教習所に通いましょう。
というのも、免許を取って運転することは、技術的な問題だけではなくて、人の命を左右させる責任重大な行為なので、教習所でみっちりと勉強しておくことが大切だと思います。

以下本題。

各取得方法の特徴を紹介するので、その中でどれがどういう方におすすめかを判断してもらえれば幸いです。

各免許取得方法のまとめ

最初にまとめを掲載。各手段の詳しい内容は後述とします。

費用 日数 精神的負担
独学での一発試験 25,430円
(最安)
5日
(平日2日)
大きい
非公認教習所からの一発試験 45,610円
(一例)
7日
(平日2日)
普通
公認教習所での通学 278,670円
(一例)
約23日(1日5時間)
(平日1日)
小さい
公認教習所での合宿免許 192,050円
(一例)
約15日(連日)
(平日1日)
小さい

ちなみに技能試験の純粋な技術に対する難易度は、一発試験も教習所も同じです。
精神的な部分での負担は、一発試験がかなり大きいです。
参考: 免許の一発試験が難しい理由は技能ではない | hycko.blog

独学で復習をし、各都道府県の免許センターで一発試験を受けて免許再取得

試験対策を主にネットで情報収集して、免許センターで一発試験を受けて免許を取得する方法。

独学での一発試験はどんな方に向いているか?

「以前の免許取得時に練習した法規運転をある程度覚えていて、精神的に余裕があり、平日に時間がつくることができる方」におすすめします。

個人的には「以前の免許取得時に技能試験で使った法規運転を覚えていることに自信があるか?」が重要な気がします。
ここに自信がなくて、後述する条件を満たしている方は、非公認で練習して一発試験がおすすめです。

学科は独学でも楽勝。
参考: 一発免許試験の仮免と本免の学科試験はアプリとウェブサイトの予習で十分だった(埼玉・鴻巣) | hycko.blog

ですが、技能が独学で正解のお手本などを確認できないまま本番に挑むので、かなりのプレッシャーになる点と、不合格の時のショックがそれなりに大きいので、精神的負担はかなり大きいです。
なので、仕事などで既に精神的にいっぱいいっぱいの方は、再受験とかも伸び伸びになってしまって合格率が下がる可能性が高いので、おすすめできません。

また、受験は平日にしか行われていないので、平日に時間がつくれる環境が必要です。
(どこかで見た情報ですが、失効からの一発試験では「仮免は2~3回、本免は1~2回で合格のパターンが多い」と見かけました。)

それさえクリアしていれば、以前に免許を取得した方には経験も活かして取得できる方法なので、最もおすすめできます。

独学での一発試験の長所

なんといっても「費用が最安で時間が最短で取得できる」のが最大のメリットです。

独学での一発試験の短所

あらゆる意味で、精神的な疲労度は全選択肢の中でMAXです。

試験に対する知識が必要なので「以前に免許を取得した際の法規運転をどれだけ覚えているか」と「不足分をネットなどから収集し、勉強できる能力があるか」は必須となります。

また、警察が運営する免許センターで受験をするため、その緊張感とも戦う必要があります。
練習なしで本番に突入するため、緊張感もすごいです。
不合格だった時にくじけずに次回に挑戦する気力も大切。
これでやると決めたら、合言葉は「何があっても挫けない!」です。

また、最短でも平日2日間は必要となるため、都合の調整も必要です。

独学での一発試験で免許取得にかかる費用

(埼玉県の場合)

  1. 仮免受験の申請手数料: 3,000円
  2. 仮免技能試験の車両使用料: 1,550円
  3. 仮免許証の発行料: 1,100円
  4. 特定教習: 14,680円(埼玉自動車教習所の場合の費用 レポートはこちら
  5. 本免受験の申請手数料: 2,200円
  6. 本免技能試験の車両使用料: 850円
  7. 本免許証の発行料: 2,050円

合計: 25,430円

※それぞれの再受験でかかる費用は、学科は申請手数料のみ、技能は申請手数料+車両使用料

独学での一発試験で免許取得にかかる日数

(埼玉県の場合)
最短5日(内、平日2日)が必要。
(ただし本免試験当日の受験前の超早朝に路上練習は厳しいと思うので、実質最短6日になるかと思います)

仮免試験: 平日1日(初回は学科・技能ストレートで8時間ほど。技能再試験は4時間ほど)
特定教習: 1日(8時間ほど・本免試験前に必ず受講)
路上練習: 5日(1日2時間・仮免合格日と特定教習日と本免試験前の当日に重ねることが可能)
本免試験: 平日1日(初回は学科・技能ストレートで8時間ほど。技能再試験は4時間ほど・特定教習が終わっていれば免許は当日受取)

※仮免と本免初回は飛び込みでいつでも受験できますが、本免技能の再試験は予約制でした。3月で3週間後の日を言い渡されているのを聞きました。

※特定教習は教習所へ予約が必要です。自分の場合は最短で1週間後に予約が取れました。

一発免許関連まとめ: 普通免許一種の一発試験まとめ【埼玉・鴻巣】 | hycko.blog

非公認の教習所で一発試験対策をし、免許センターで一発試験をしての免許再取得

学科試験はネットや教本で勉強を行い、技能試験対策を非公認の教習所で練習し、免許センターで一発試験を受けて免許を取得する方法。

非公認教習所からの一発試験はどんな方に向いているか?

「法規運転をあまり覚えてないけど、指摘されればその通りやれる自信があり、平日に時間が作れる方」におすすめします。

学科は独学になります。でも、難しくはありません。
参考: 一発免許試験の仮免と本免の学科試験はアプリとウェブサイトの予習で十分だった(埼玉・鴻巣) | hycko.blog

「技能をチェックしてもらい、法規運転を練習して、なるべく少ない回数で合格を目指す」のが、非公認教習所の利用方法です。
自分だったら「試験コースを走らせてもらい、隣に乗って減点部分の指摘をお願いします。」といって練習すると思う。
もしかしたら教習所によってはカリキュラムが決まっているかもだけど、必要なのはその人の法規運転に不足している部分の指摘だと思うので、それに絞ってやってもらったほうが効率良いかと思います。

受験は平日にしか行われていないので、平日に時間がつくれる環境が必要です。

これも以前に免許を取得した方には経験も活かして取得できる方法なので、個人的にはおすすめできます。

非公認教習所からの一発試験の長所

「難しい技能の修正箇所を指摘してもらい練習をした上で試験に挑むので、精神的な負担が多少軽くなり、費用が安く、時間も短めで取得できる」のがメリットです。

非公認教習所からの一発試験の短所

試験は免許センターで受けるので、緊張感はあると思います。
また、最短でも平日2日間は必要となるため、都合の調整も必要です。

非公認教習所からの一発試験で免許取得にかかる費用

(埼玉県の場合)
A.試験と免許取得にかかる費用

  1. 仮免受験の申請手数料: 3,000円
  2. 仮免技能試験の車両使用料: 1,550円
  3. 仮免許証の発行料: 1,100円
  4. 特定教習: 14,680円(埼玉自動車教習所の場合の費用 レポートはこちら
  5. 本免受験の申請手数料: 2,200円
  6. 本免技能試験の車両使用料: 850円
  7. 本免許証の発行料: 2,050円

A.合計: 25,430円

※それぞれの再受験でかかる費用は、学科は申請手数料のみ、技能は申請手数料+車両使用料

B.非公認教習所での練習
(例: 埼玉自動車教習所で仮免前と本免前に2時限ずつ練習した場合)

入所料: 0円
仮免2時限 1時限 5,070円 x 2 = 10,140円
本免2時限 1時限 5,070円 x 2 = 10,140円

B.合計: 20,280円

A+Bの合計: 45,610円

※教習所によっては入所料がかかるところがありますが、個人的には無しのところでサクっとやったほうが経済的にもいいかと。
推測ですが、生徒が不合格になると悪評が広がるため、安くてもしっかりとやってくれるはずで、内容はそんなにかわらないと思います。

非公認教習所からの一発試験で免許取得にかかる日数

(埼玉県の場合)
最短7日(内、平日2日)が必要。
(できないと思うけど、教習所が当日試験前に練習できるなら5日でいけます)

仮免練習: 1日(2時間)
仮免試験: 平日1日(初回は学科・技能ストレートで8時間ほど。技能再試験は4時間ほど)
特定教習: 1日(8時間ほど・本免試験前に必ず受講)
路上練習: 5日(1日2時間・仮免合格日と特定教習日と本免試験前の当日に重ねることが可能)
本免練習: 1日(2時間)
本免試験: 平日1日(初回は学科・技能ストレートで8時間ほど。技能再試験は4時間ほど・特定教習が終わっていれば免許は当日受取)

公認教習所に通って免許再取得

公認教習所に通って、本免学科以外の試験を全て教習所で完了させて免許を取得する方法です。

公認教習所での免許再取得はどんな方に向いているか?

「精神的に負担をかけずに、平日も時間を使えない方」におすすめします。

試験をプレッシャーの少ない教習所で行うのと、みっちりと練習があるため、試験へのプレッシャーによる精神的負担は最小です。
これが最大のメリットだと思います。
注意としては、同じ教習所でも「非公認教習所」では試験が行えないので、必ず「公認教習所」を選ぶようにしてください。

教習所は土日だけでも卒業できるので、仕事などで平日の時間の確保が難しい方でも無理なく通えます。
ただし、本免学科及び免許発行に平日1日のみ必要となります。

公認教習所での免許再取得の長所

試験を民間の教習所内で行うため精神的に楽で、土日だけでも完了できるのが最大の長所です。

公認教習所での免許再取得の短所

費用の高額さと、取得までにかかる日数がネックとなります。
また、実技の他に座学の授業も多く受けなければならないため、免許取得に必要な日数以外にも時間がかなりかかります。

公認教習所での免許再取得にかかる費用

(例: 古谷自動車教習所の場合)

  1. 通学免許費用: 271,620円
  2. 仮免料金: 2,800円
  3. 本免受験の申請手数料: 2,200円
  4. 本免許証の発行料: 2,050円

合計: 278,670円

公認教習所での一発試験で免許取得にかかる日数

予約がすべてスムーズに取れた場合で、最短約23日くらい(内、平日1日)が必要。
(教習所によって日数は異なります)

ただし、土日だけとかになると、毎週土日通ったとしても10週間で約3ヶ月。
予約が取れずに伸び伸びになると、さらにかかります。

また、教習所では実技の他に座学の授業もあるため、最短で1日でなるべく多く内容を消化しようとすると、1日5時間以上かかります。それを24日ほど必要です。

公認教習所が行っている合宿免許で取得

公認教習所が開催している合宿に通って、本免学科以外の試験を全て教習所で完了させて免許を取得する方法です。

合宿免許での免許再取得はどんな方に向いているか?

「精神的に負担をかけずに、まとまった連休を確保できる方」におすすめします。

試験をプレッシャーの少ない教習所で行うのと、みっちりと練習があるため、試験へのプレッシャーによる精神的負担は最小です。
これが最大のメリットだと思います。
注意としては、同じ教習所でも「非公認教習所」では試験が行えないので、必ず「公認教習所」を選ぶようにしてください。

また、合宿で毎日運転をするため、短期間で集中して技能などを練習し続けることができるのもポイント。

本免学科及び免許発行に平日1日のみ必要となります。

合宿免許の長所

試験を民間の教習所内で行うため精神的に楽で、最短14日ほどで取得できるのが最大の長所です。

後はホテルと朝食付きで、ちょっとした小旅行気分も楽しいとの意見もみかけました。
ただし個室の場合は少しだけ料金があがるようです。

合宿免許の短所

最大のネックは「連日」で14日ほど必要という点です。
費用もそれなりにかかります。

また、教習所によっては再試験の回数に制限をかけており、それを超えると一発試験をしてくるように指示されるところもあるようです。

合宿免許にかかる費用

  1. 合宿免許費用: 平均185,000円
  2. 仮免料金: 2,800円
  3. 本免受験の申請手数料: 2,200円
  4. 本免許証の発行料: 2,050円

合計: 192,050円

※これはあくまで一例の金額です。時期やホテルの種類などで、金額は大きく変わります。
※合宿所までの交通費は出してくれるところが多いようです。

合宿免許にかかる日数

最短約15日くらい(内、平日1日)が必要。
(教習所によって日数は異なります)

 - 一発免許(埼玉・鴻巣)

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