【ポケモンGO】大きな公園が色々と優遇されている

リリースから数日、実際に遊んだりネットで情報をみてると、色々と法則的なことがわかってきました。

その中でも特に判明したことが「ポケモンGOにとって公園は特別」という点。

例えば東京で起きたのが、カイリューという強いポケモンの進化元となるミニリュウの巣が世田谷公園にあるということが判明して、そこに人がめっちゃ集まったという現象。
フシギダネの巣も同じく公園の錦糸公園。

ということで、他にもこんな理由で公園がポケモンGOにとって特別だという点を挙げてみる。

ポケストップが多い

アイテムがもらえるポケストップが密集してるのも、大きな公園の特徴です。

というのも、ポケモンGOは商業的な要素をなるべく少なくするために、ポケストップとかジムとかはなるべく公共のスポットに設定してあるんですね。

で、公園の中にはプチ観光的なモニュメントとか色々とあるので、そこらがポケストップになってて密集状態になるわけです。

ポケストップが密集してると、全く動かずに4箇所のポケストップが届く地点とか出てきます。
そうなると、効率的にポケモンを捕まえたいプレイヤーが、ルアーモジュールを4地点に使う。
すると、そのルアーモジュールの桜が密集してるのを見た他のプレイヤーがそこに集まる。
ルアーモジュールの効果が切れると、他のプレイヤーがまた使う。
延々とポケモンが出現しやすい状態が続き、多くのプレイヤーが集まる。

これは体感的なことだけど、プレイヤーが多く集まると、そこに珍しいポケモンが出現しやすい気がします。
実際にPokevisionで出現してるポケモンの数を確認すると、平日の昼間は湧きが少ない。
プレイヤーの多さなのかルアーモジュールによる回転の早さなのかどちらが要因かわからないけど、そんな気がする。

これも体感だけどほぼ正解だと思ってるのは、ポケストップの周りにはモンスターが出現しやすい。
なので、ルアーモジュール関係なく、地方とかでもポケストップが密集してる場所はポケモンが集まりやすいと思います。

ポケモンの巣が多い

ポケモンには巣があります。
他と比べて圧倒的に特定の種類のモンスターが出やすいスポットです。

例えば前述のミニリュウというのはレアモンスターですが、世田谷公園では高確率で出現。
ピカチュウもレア目だけど、新宿御苑では頻繁に出現。
などなど。

これらの巣の設定は、ほとんど公園に設定されてるんですね。

ジムも多い

公園の中にある施設がそのままジムになっているパターンも多い。
さらに上野公園みたいに、公園内にジムが4つ以上あるとか、ジムも密集してます。

なので、ジム目的のプレイヤーも集まる。

さらにジムの周辺にもポケモン出やすい気がする、体感。

地方でも大きな公園をチェック

公園かどうかの判定は、恐らくGoogleのマップで緑色になっているかどうかだと思います。

もし不安だったら、PokeVisionやP-GO Searchなどのポケモンサーチツールで公園の出現状況を検索してみるといいですね。
日本ではP-GOの方が使いやすいかも。

まぁゲーム的にはこれらのサーチツールはNGという意見もあると思うけど、個人的には

あの公園いってみよう！　→　空振りだった･･･　→　（繰り返し）　→　行ってもどうせいないだろうし無駄かな～

で熱が冷めるよりは

あの公園に○○が出るらしいからおでかけしよう！　→　ゲットできてよかったね！　→　来週もどこかいこうか！

という流れになる方が健康的な気もするので、ありだと思います。

ちなみに駅前もポケストップとポケモンの湧きが多い

駅前は巣は少なそうだけど、駅前に公共のモニュメントとかあるケースが多いから、そこがポケストップになっていてモンスターが湧きやすい。

公園は駅から遠いケースもあるので、そうなると駅付近のポケストップにルアーモジュール使ってしまおうという人も多いみたい。

秋葉原と上野公園では、上野公園の方が効率的でモンスターの巣もあった

リリース初の週末、秋葉原はさぞ盛り上がってるだろうな～と思って祭り気分でいってきました。
確かに人が多くて盛り上がっててポケストップも多くてルアーモジュールも使いまくってる状態だった。
けど、ポケストップ同士が少し離れてたり、人が多すぎてあまり活発的に歩けなかったり、モンスターもどこにでもいるタイプが大半だったりと、少し期待はずれだった。

来る途中に上野公園も大量のポケストップと桜があったので、気になって帰りによってみたら、こっちの方が断然効率的だった。
ポケストップ間での移動もちゃんと道があって広いし、レア目のブーバーの巣だったりミニリュウもでてきたりと、こっちの方がよかった。

公園にプレイヤーが集まりやすく設定した理由を考えてみる

これは恐らく、公園は老若男女問わず多くの住民が集まることで、様々な面で健康的に映るからだと思います。
商業的理由は抜きにして、社会貢献的な側面を考えて、あえて公共施設、その中でも人が集って健康的にみえる公園にプレイヤーが集まるような設定をしたのではないでしょうか。

もちろん、公共以外だと営業妨害になるとかそういうのもあるかもしれませんが･･･。

ただ、任天堂という企業なら、社会貢献を見越してそういう設定にしたんじゃないかなぁと思いたいです。
もしそうだとしたら、それって素敵やん？

実際に、初対面同士であろう少しヤンキー目の若者とおじさん、普段交わらないであろう他人同士が公園でポケモンGOを話題に盛り上がってるのを目にした。
公園を散歩しながらポケモンGOで盛り上がる親子やカップル、友達同士。
普段は閑散としてる公園に人が集まってやたら盛り上がってたり。
久々に公園を散歩したという人もきっと多いと思う。

こんな状況を作りだしたのは、本当にすごいなぁと思う。
ゲームごときに夢中になってという意見もあるかもしれないけど、こういう健全な状況は事実であって、そのきっかけがゲームというだけなんだから、いちゃもんにしか思えない。

まぁネガティブな面としてはマナー悪い層の行動というのがあると思うけど、それよりもプラス面が大きすぎると思う。

ポケモンGOに外出した人の多さと、その外出時の出費を計算したら、かなりすごい経済効果にもなってると思うしね。

外出して公園に集まらせたりすることで健康を促し、ここまでのブームを作ることで他人との中で大きな共通の話題もつくり、出費もさせ経済効果も生ませる。
俺はこれすべて計算して仕掛けたと思って、任天堂を讃えたいわ～。
仕事でマーケティングかじってるけど、これはホント脱帽だわ。