ネットストーカーの話

9年ほどインターネットに触れてきて、過去に一度だけインターネットストーキングをされたことがある。

今は使ってないけど、過去に、このドメインの「hycko」って単語を、その人も知っている
メールアドレスにも使ってたから、もしそれに気が付いて検索とかしたら一発で
このサイトがバレるという不安要素は今でもあります。今でも、別の単語を考えればよかったとたまに思う。

あえて記事にしてみた。

色々とあったんだけど、その人のことを嫌いになったので、メッセンジャーはもちろん
当時遊んでいたネットゲームでも交流をしないようにしていた。
ブログすら見られるのも嫌になったから、その人だけアクセスできないようにした。
削除したようにみせかけるため、その人がアクセスしたら
サイトが存在しないエラー番号404が表示されるようにしておいた。

でもやっぱりブログの記事って多くの人にみられたい願望もあるから、あくまで
その人だけアクセスできないような設定にして、でも検索とかで一般の人は
GoogleとかYahoo経由からでもアクセスできるように設定。

それで数ヶ月、平和な時が流れました。

荒らし対策で、かなり詳細なアクセス解析もそのサイトには設置してた。
このアクセス解析が本当に優秀で、正直誰がみてるかが一発でわかるくらいに
優秀なもんだから、その項目をみるのが背徳的なくらいだった。
だから、何か異常があるときだけみるようにしてたのね。

で、それとは別に設置してあったカウンターが、ある日突然跳ね上がった。
いきなりPVが1000以上アップ。でも特別何か荒らされたわけでもない。

単純に何か記事がヒットしたのかなって思ったけど、どうやら様子がおかしい。

一人が単独で1000回、サイトにアクセスしてるっぽい。

GoogleとYahooのキャッシュページからアクセスされまくってる。

・・・。

そうか、いくらサイトが設置されてるサーバ側で特定を拒否設定にしても、
検索エンジン様がキャッシュしてしまったらどうしようもねぇんだな。

もうそれはすごかった。

キャッシュのページをみて、そこで気になった単語(主に俺と付き合いのある人の名前)+サイト名で
検索をして、根掘り葉掘り、現在の俺の交友関係を探ろうとしてた。
それを繰り返して1000回弱、サイトのキャッシュページにアクセスしていた。

軽く戦慄が走った。

とりあえずキャッシュの削除を各検索エンジンに依頼して、検索エンジンのクロールも拒否にした。
それだけでは不安になったので、一般公開も辞めて、サイト閲覧にパスワード認証をつけた。

唯一、「もう勘弁してください。」と書かれたページだけ検索エンジンが拾えるようにしておいた。

それ以外は特に何もされなかったから軽い方かもしれないけど、
何かやっぱり一度拒否した人に交友関係をこうやって探られるのは本当に怖かった。

でもおかげで、自分がもし未練があるのに誰かに関係を拒否された場合でも、絶対に
こういうことはしないようにしようって再確認した事件でもあった。

ちなみに、こんなこと書くと本当は不安なんだけど、今はその詳細なアクセス解析は
このサイトには設置してないので、誰がみてるかは俺にはわかりません。
人の目を気にせずに、やりたいことをやるブログにしようと思って。

でも、その別のサイトで使ってた拒否スクリプトを応用して、もしその人がみたら
サイトは表示されるけど、見たというカウントがされるようになっている。

あえてここで現在のカウント数は言わないけど、やっぱり見られるのはとても嫌です。

でも、ネット上で何かするってのはそういうことでもあるんだよなぁ。


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コメント

“ネットストーカーの話” への2件のフィードバック

  1. Eiji

     なるほど~。そうだよね~。
     現実でも怖いけど、やはり、ネットでも怖いですね。

  2. ネットって一見デジタルなやり取りだけに思うんだけど
    やっぱりそこには人間の心が通ってるんだよなぁ。

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