10%ではない!意外と高いメルカリの手数料に注意+ヤフオクとの比較

昔は不用品を売るならヤフオクという流れだったけど、最近ではメルカリがぐんぐんと急成長をしていて、選択肢が増えた。

ヤフオクとメルカリではユーザー層が微妙に違うため、取り扱う商品によって使い分けるとよかったりする。

自分は年に1~2回しか出品をしないため、実はヤフオクは使いづらかった。
というのも、ヤフオクは毎月別途で498円で有料契約のヤフープレミアムに登録しないと出品ができず、しかもヤフープレミアムは月末更新だから、どうも加入するタイミングが難しくて使うのが億劫になってしまっていた。

その点、メルカリは毎月の有料契約というものがなく、好きな時にサクッと出品ができる。

しかし、それぞれに販売手数料を含めた手数料の合計が違うため、月の売上によって使い分けが必要となる。

メルカリとヤフオクの手数料の違い

サイトに記載の手数料の違いは以下の通り。

■メルカリ
販売手数料: 10%

■ヤフオク
販売手数料: 8.64%
月額利用料: 498円

しかしこれは実情とは違う形となっている。

メルカリでは実質送料まで含めた価格の10%が手数料となる

文化の違いで、メルカリは送料込みの価格で販売されている。

そのため、実質送料まで商品価格に含まれて、送料も手数料の範囲内となっている
結果、商品価格に対しての手数料は商品の10%+送料の10%となる。

例えば商品5,000円+送料80サイズ700円で計算すると

■メルカリ
送料込み 5,700円で販売。
手数料10%で570円。
商品5,000円をベースに手数料570円を計算すると、11.4%。
そのため、このケースだと実質の手数料は11.4%で570円となる。

■ヤフオク
送料は出品者負担となることが多いため、送料は落札額に含まれず手数料としてカウントされない。
そのため純粋に5,000円の手数料8.64%で432円となる。
※これに月額利用料の498円が加算される

そのため、以下の様に分岐点が生まれる

販売点数が1点だとメルカリが断然安く
メルカリ: 合計手数料570円
ヤフオク: 手数料432円 + 月額498円 = 合計手数料930円

販売点数が4点から逆転してヤフオクが安くなる
メルカリ: 570円 x 4件 = 2,280円
ヤフオク: (432円 * 4件) + 月額498円 = 2.224円

と、送料の合計によって変わってくる。

しかしややこしいのが、メルカリでの送料を含めた手数料の計算は、商品金額と送料によって大きく異なる点。

表にしてみるとわかりやすいので、作ってみた。

こんな感じで、価格によっては余裕で20%超えることもあるということ。
やはり、送料をどれだけ抑えつつ単価をあげるかで大きく手数料の割合が変わってくる。

メルカリの方がヤフオクより手数料が安くなる場合の月の売上分岐金額

以下の通り。

※以下で計算
メルカリの手数料 = 10%
ヤフオクの手数料 = 8.64% + 月額498円

このグラフの見方は、例えば「手数料10%で販売し続けた場合に月に送料込み価格36,648円まではメルカリの方が手数料が安い」ということです。
大体平均して12%くらいで売ってるかな?と思ったら、月に約15,000円くらいまではメルカリの方が安い。
みたいな見方をしてもらえれば。

ただ、これはあくまで手数料の金額だけを抜き取った話で「多少は手数料がかかってもメルカリの方が便利だから使いたい」という場合は、そのボーダーを超えて使うのも全然ありだと思う。

例えば具体的に12%で売上30,000円までの手数料の推移をみると

こんな感じで、500円ほどしか変わらない。
なので、利便性を取ってある程度までは手数料高くてもメルカリ使うってのはいいかもしれない。
逆にヤフオクがよければ、最初からヤフオク使っちゃうのもありですね。

こうやって見ると、毎月不用品をチマチマと出品してく気軽さとして、メルカリは良いかもしれません。

メルカリの良さは、ヤフオクよりも手軽に出品できること。
ユーザーが良くも悪くも緩いから、ヤフオクみたいにびっしりと注意書きを書いて構える必要がない。
スマホで簡単に撮影から商品登録までできる。
なので、不用品を売っていくには良いサービスだと思います。

着払いにすれば送料に手数料はかからない、が

もちろん、販売金額に送料を含めずに着払いにすれば、手数料はきっちり10%になります。

が、メルカリはライトユーザーも多く、こちらで着払いをしっかりと調べて、発送前に伝えてOKを出してから送ってください。

「送料が想像以上だった!」とかいって受け取らないユーザーもいるらしい。

後はメルカリ自体が送料込みの文化なので、すこーしだけ売れにくいかもしれない、着払いだと。
でもどうだろ、あまり影響もない気がする。

っていうかこうやって考えると、送料込み文化を作ったのは、一番得をする運営のサクラかもしれないねw
これあまりユーザー理解せずにやってるだろうし、考えついたやつ天才だと思う。

大型らくらくメルカリ便は送料が別計算なので手数料がかからない

大きめの家具とかを配送するサービス。
大型らくらくメルカリ便 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

こちらは配送方法で設定すると、相手の地域に応じて自動で送料を計算して請求する。
から、出品価格に送料を乗せる必要がないため、結果的に送料の手数料はかからなくなる。


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