Google Trendsというのは、Googleで検索された語句の検索回数の推移を調べることができるサービス。
現在、過去含めて5年間にわたって検索数の推移がみれるので、そのキーワードに関連する事柄の人気が
落ちているのか上がっているのか、需要が増えてるのか減ってるのかとかそういうのもわかる。
他にも身近な使い方としては、その単語が一年において何月頃に多く検索されているかというのを調べて
それがいつぐらいに需要があるのかとかそういうのを調べたりする。
他にも1日の急上昇キーワードを調べたりして、簡単な流行を調べることができたりする。
というわけで、データ元もGoogleが自分のデータベースから提供しているので、
無料かつ信用性のあるマーケティングツールだったりする。
続きでは簡単な使用例を紹介。
必ず役立つ&ちょっとだけ面白いと思うので、是非読んでみてください。
具体的な使い方としては、俺の場合は身近な問題として免許取得というのがあるので、
「教習所」で検索すると、1年のうちに何月頃がもっとも需要がある=混雑するのかを調べたりする。
で、例年今頃がもっとも検索数が少ない=需要がないっぽいから、やっぱ比較的空いている今が
免許を取るには一番いい時期なんだなぁと思ったりする。
今年だけなんか検索数が多いけど、それはあの八王子の授業料踏み倒し教習所のニュースが
単純に影響してるだけだと思う。
他にも「ダイエット」で検索すると、年始と夏ごろに検索数が増えていて、
皆、この頃にダイエットを意識するってのがわかったりする。
後は「youtube」と「ニコニコ動画」のトレンドを見比べると、面白い結果がわかる。
Youtubeはなだらかな右肩上がりなのに対して、ニコニコ動画は右肩下がりになっている。
同じ動画共有サイトで、どちらかというとニコニコのほうが高性能だと思われるけど、こうやって
事実として人気の推移を見たうえで、原因を考えるのが楽しい。
例えば、Youtubeが順調なのは
・世界で初めて成功した動画共有サイトというバリュー
・全世界の言語対応
・幅広いジャンルの投稿
であって、ニコニコがそれに追いつけないのは
・サービス対象が日本のみ
・会員制
・内容が多少マニアック
だったりするのかなって思ったりする。
ここから、やはり「最初」というスピードと「全世界に向けて」ということは、成功するにおいて
非常に重要なんだなぁと勝手に納得したりする楽しみがあるんじゃないかなぁと。
少し特殊な例だけど「GoogleとYahoo」の検索数を調べると、Yahooのほうが多いことがわかる。
でもこれは、GoogleでGoogleって検索する人は少ないだろうなぁって思うし、信憑性は微妙かもしれない。
データはあくまでGoogle内部の統計からっぽいので。
他にはなんだろな、バナナダイエットが流行ったので「バナナ」の検索数を調べてみると、
今年の夏ごろからあがってって、テレビで集中報道された時期は例年の4倍くらいの検索数があって、
それも先月くらいから一気に検索数が下がって落ち着き始めてるというのがわかる。
俺も男なので、エロの需要はどうなんだろうって思って、「おまんこ」の検索数を調べてみた。
個人的には、エロってのはずっと需要があるものだから、インターネットを利用したことがある人が
昔より増えている今、増えないことはあっても右肩下がりにはならないだろうって思ってた。
が、結果は見ての通り、右肩下がり。これはなかなか興味深い。
ここでまた勝手に推理をすると
1.昔よりエロサイトが増えたため、検索なぞせずにリンクtoリンクでサイト間を移動するようになった
2.エロに関連する単語で検索するのは、インターネット初心者が興味本位でする行為であって、そのネット初心者が少なくなった今、昔より検索する人が減った
3.そもそもそういう検索をする人はエロ目的で初期からインターネットをやっているので、新規で入ってくる人はそういうのに興味が薄い人が多い
4.実はエロ産業自体の需要が減ってきている
のどれかかなぁって思ったりする。
個人的にはエロっていうのは絶対に需要が減らない産業だと思っていたから、この結果は意外だった。
というわけで、他にも面白い使い方があったら、教えてください。
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